2017/04/24 by プロストサイト – Update 1
WordPress CMSサイト – 販売プロダクトの制作更新
CMS ECサイト販売プロダクトの制作更新と、その固定ページ反映手順です。先ず、管理画面上でプロダクトの作成登録を行います。そのショートコードを、販売固定ページへ入力指定する形です。これで、プロダクトのカート販売を行えます。
◇マニュアル
本ページは、下記CMSサイトのマニュアルを兼ねています。
1. CMS企業ECサイト 2. CMS書籍販売サイト |
プロダクト作成
CMS ECサイトでは、販売商品をプロダクト(Product)と称しています。
プロダクト納品は、配送とダウロードの2タイプに分かれます。何れも、カート支払いのみに対応しています。本ページのプロダクト作成例題は、下表の通りです。URLパスは、事例なので実際のものとします。
Step | 設定名称 | 入力/設定内容 |
---|---|---|
– | Product ID | 自働付与ID = 2 |
2 | Product Name | 商品ロゴ |
価格(円) | 19800 | |
3 | Product Description | ラフなスケッチ案をもとに、4案のロゴ画像をご提案させて頂きます。 Web掲載をご確認の上で、ダウンロード頂けます。 |
Thumbnail Image URL | (URL) https://shop.example.co.jp/wp-content/uploads/image/example.gif | |
4 | Product Page URL | プロダクトによる |
Step 3のThumbnail Imageが、記載のURL上に格納済みとします。その格納操作は、FileZilla FTPによります。このため、作成画面に表示されるUpload Fileボタンは利用しません。以下で、作成内容を順に見てゆきます。ステップは、表のStepと一致します。
管理画面メニュー操作
管理画面で、WP sStore > Add/Eddit Productsとクリックします。
プロダクトの名称と価格
◇Product Name
開いたAdd/Eddit Productsの画面で、Product Nameを入力します。「商品ロゴ」と入力の事例です。
◇Product Price
価格は、Product Priceへ入力します。19800(円)と入力の事例です。カート購入金額なので、消費税込みの金額です。
◇Product ID
Product IDは、自働付与によります。表示の通り、IDが2の事例です。
プロダクト説明とサムネイル画像URL
画面タブで、Additional Product Detailをクリックの画面です。
◇Product Description
Product Descriptionを入力します。固定ページ画面に表示されます。
◇Thumnail Image URL
プロダクトの、サムネイル画像です。下に記載のURL入力の例です。
なお、このスナップショットは画面を小さくしたモバイル表示状態によっています。以下の画面も同じです。
(URL) https://shop.example.co.jp/wp-content/uploads/image/example.gif
プロダクトの詳細ページ
販売プロダクトの詳細情報は、次の2ケースあります。
販売プロダクトの詳細情報 | 備考 | |
---|---|---|
1 | 販売ページ内で完結 | シンプル第一: こちらが一般にベター |
2 | 別途の詳細ページURLによる | プロダクトによる |
ケース2では、以下の設定を行います。
◇Product Page URL
プロダクト詳細ページのURLを入力します。サムネイル画像のクリックで、その詳細ページが開かれます。
◇Product Category
カテゴリ管理は任意ですが、ここではLogoにチェックを入れています。
固定ページの編集
以上で作成したプロダクトの、固定ページ上での設定編集です。
プロダクトのショートコード
作成プロダクトの固定ページ入力指定は、1行のショートコードによります。見てきた通り、今回作成プロダクトのidは2です。このidを、下記のように機能予約されたショートコードの末尾で指定する形です。なお、ショートコードを除き事例です。
◇ショートコード
作成プロダクトの、id=2を指定しています。
なお、前後の〔〕は表示の機能抑止の意味で全角としています。本来は半角の[]です。
〔wp_eStore_fancy2 id=2〕
◇プロダクトの保存
Save Productボタンのクリックで、作成プロダクトを保存します。
◇ブラウザ表示
本ページ例題の、商品ロゴのショップ画面です。ショートコードが、サムネイル画像付きのプロダクト表示に変る形です。
プロダクトの更新
制作済みプロダクトの更新操作です。
管理画面で、WP sStore > Manage Productsとクリックします。
プロダクトの一覧が表示されます。今回作成の、ID=2が表示されています。そのEditのクリックで、先ほどのプロダクト画面が開かれます。編集更新は、作成時と同じです。
ダウンロード販売のプロダクト作成も同じ手順ですか。
ダウンロード販売のプロダクトも、作成手順は同じです。これに、ダウンロードのURL指定が加わります。以下の画面が、その編集指定事例です。
画面タブで、Digital Content Detailをクリックの画面です。
◇Digital Product URL
ダウンロードZIPファイルは、Digital Product URLで入力します。下に記載がURL事例です。
◇Downloadable
チェックが入った状態とします。
(URL) https://www.example.co.jp/wp-content/uploads/image/download/example.zip
公式サイトと販売サイトで、画像やダウンロードのZIPファイルを共有できますか。
画像やダウンロードのZIPファイルは、URLパス指定により公式サイトと販売サイトで共有できます。プロダクト関係に限らず、画像はすべて共有できます。なお、プロダクトはそれぞれのサイトで作成します。
画像やZIPファイルが、URLパスで第三者に盗用されませんか。
本CMS ECサイトは盗用プロテクト済みのため、その懸念はありません。なお、一般にはURLパス指定だけで画像やZIPファイルのダウンロード盗用がフリーの状態です。プロテクトを行っていない限り、下表のようなハッカー被害が懸念されます。
盗用 | ハッカー被害 | |
---|---|---|
1 | 画像 | ハッカー偽サイトでのURLパス表示 |
2 | ハッカー偽サイト作りでのダウンロード盗用 | |
3 | ダウンロードZIPファイル | ハッカー偽サイトでのダウンロード販売 |
4 | 第三者のフリーダウンロード |
今日のハッカー偽サイト作りは、No.1 or No.2の手口と見られます。因みに、No.1のケースではハッカー偽サイトを潰す手立てがあります。ただし、その前に潰す手立ての無いNo.2のプロテクトを優先すべきです。
盗用プロテクトの簡単なチェック方法はありますか。
本CMS ECサイトは、WordPress管理画面上のSecurity Logでチェックできます。記録があればプロテクトの証です。連日夥しい記録が観察されます。今日のハッカー活動の実態です。これ以上の対処は不要です。なお、403アクセス拒否記録なのでハッカーの狙いまでは分かりません。
具体的なチェックなら、次の方法があります。URLパス指定による、自己サイト画像の第三者利用プロテクトのチェックです。
1. 自己サイト画像のURLパスを、第三者サイトの知人へ伝える。
2. その画像URLパスの知人のページ指定による、画像の表示点検を依頼する。
・プロテクト済みなら、画像は表示されない。
・プロテクトが行われていなければ、画像が正常に表示される。
3. WordPress管理画面上のSecurity Logチェックで、次の記録を確認する。
・403 Get Request記録
・相手方ドメイン
・自己サイト画像のURLパス
